すごい考え方

http://d.hatena.ne.jp/k_maru/20060121/1137860816
一ヶ月以上前に買った本だったのか・・・。
まず、印象に残ったのが現在語と未来語。現在語はそのたった今の固定された状態を対象として語る言葉であり、対象が既に固定された意味を持っているためその意味に束縛されてしまう。逆に未来語は現実にとらわれずに可能性について語る言葉であるため束縛されることはない。例えば現在語で「私は頑張った」というところを未来語で「私は次に何を成し遂げよう」と語る。同様に「結果」と「成果」もある。結果が対象の終焉状態を表すのに対して成果は対象の姿を現す。結果が既に終わっているのに対して成果はまだ続くことができる。結果を見るよりも成果を見よう。
もう一つは responsibility と accountability 。 resposibility は自分以外の人やものに責任を持つという意味。逆に accountability は自分自身に対して責任を持つという意味。説明責任といわれることが多いが、これはいかに自らの行動を筋を通して説明できるかであり、実行する人の意志と宣言があってはじめて成立する。

なかなかよい本だ。