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プロジェクト・ブック

http://d.hatena.ne.jp/k_maru/20060204/1139061120
やっぱり面白かったです。この本は見開きで一つのキーワードとコラム・ケーススタディが載っているのだけれども、最初に読み方として通読しない・パッと開いて読むとされてあったので個々のキーワードはまだ全て読んでいません(読んだかもしれないですが)。コラムとケーススタディを一通り読みました。ケーススタディは建築業界のプロジェクトのブレストで話された内容を会話形式でおさめてあるのですが、それを読んで私達の業界に限りなく近い、でも全く違うなという妙な印象をうけました。何がどう違うのかはまだよく分かりませんが、少し掘り下げてみたいです。
全体的な内容は完全にアジャイルです。ファシリテーションを包括しつつどんどん進んでいきます。行き着く先はやはりこういう形態なんだなと改めて実感しました。個々が互いの個をぶつけながら絡ませながら一つのものを創造していくコミュニケーションの過程が非常に興味深かったです。
本の最初にプロジェクトブックの使い方のこの本は何の本かという欄で以下の一文が書かれています。

「創造」を「モノ」として切り出すのではなく、身体・環境・時間を含み込む「コト」として取り出すこと

また、こんな一文もあります。

創造とは「世界」との「接触面」のつくり方にほかならない

なかなか難しい文ですが、妙に印象的でした。わたしは創造とは創り上げた「モノ」ではなく、創り上げるために辿った過程としての「コト」と捉えるのが重要なのでと理解しました。そういう意味ではすごい考え方の感想で書いた結果と成果に近いような捉え方だとおもいます。
キーワードには珠玉の言葉が一杯です。是非一読あれ。