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齋藤孝の速読塾―これで頭がグングンよくなる!

齋藤孝の速読塾―これで頭がグングンよくなる!

齋藤孝の速読塾―これで頭がグングンよくなる!


ただ単に速く読むのではなく、「速く、かつより良く」読むための知識が満載です。読書を新しい視点を生み出すものと位置づけて書かれています。
"読むための技術"については概ね他の速読術と変わりありません。目次や帯、背表紙、はじめに、終わりになどから内容を推察したり、キーワードを中心に呼んでいく方法などが書かれています。違う部分は"読み方"について、良くかかれているところです。
中でも私にとって大きな気づきだったのは"視点移動"でした。人は多くは自分の考えの範疇の中でだけ、本を読みます。しかし、それでは自分の考えの範疇以上のものを得ることはできません。自分の考えの範疇以上のものを得るためには、視点を移動することが大切であると書かれています。

そもそも「本を読む」とは、自分以外の著者の視点で読む、つまり「視点移動」ができる、ということにほかなりません。せっかく本を読むのですから、著者の側、あるいは登場人物に視点を移動し、新しい見方や概念を吸収したほうが得です。
ーーーー中略ーーーー
本来、対話というの「気づき」がなければなりません。気づくためには視点が移動しないとダメで、・・・

3色ボールペンも考えてみえれば視点移動のためのものだね、とも書かれています。確かに。

それと、前々から分かっていながら出来ていなかった、というよりむしろおこなっていなかった、本への書き込みや記しつけ(辺の折り曲げ)なども奨励されていました。

なぜ本を汚すのかというと、「場所記憶」を活用できるので、記憶の定着度が違うからです。
ーーーー中略ーーーー
場所記憶と連想記憶の両方で記憶すると、記憶の定着がよく、非常に忘れにくくなります。本を汚すメリットは、まさにこの場所記憶と連想記憶の両方を組み合わせられる点にあります。

確かに。ごもっともです。少し最初は抵抗があるかもしれませんが、本を汚すのを試していこうと思います。

ちなみにこの文章は3色ボールペンで本を汚したあとに書いてます。汚したことによって今までと何が変わったかというと、圧倒的に見返しが早くなりました。面白かった箇所やキーワードが即座に見つかります。それはそうです。なにせ線がひいてあるのですから。さらにそうやって、線がひいてあるところに目が留まることで、その周辺の内容も思い出すことができます。これは続けていく価値ありかなというのが感想です。

3色ボールペンを使うにあたっては、この本ではあまり使い方は書かれていないので、以前に読んだ「三色ボールペン情報活用術」を読み返しました。

三色ボールペン情報活用術 (角川oneテーマ21 (B-43))

三色ボールペン情報活用術 (角川oneテーマ21 (B-43))