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OSS でビジネスしている人の話を聞いてきた

OSS ビジネスを展開されている方(企業?)の話を聞く機会がありました。

こちらのメンバーにあまり OSS の知識が無かったため、 OSS とはという部分から話をしていただいて、OSS ビジネスの現状と、話をしていただいている方の企業のビジネス内容などなど。それらは特に突出した点や革新的な点はなく、どちらかといえばスタンダードな内容でした。しかし、一点だけ引っかかるところがありました。

OSS そのままでは微妙に機能が足りずにその不足部分を作りこむことはよくある事です。その方も足りない部分はアドオンのような形式で作るとの事。その作ったものは、どうするかというとオープンソースとして公開しているらしいのです。ここに私は引っかかりを覚えました。一体なぜオープンソースとして公開しているのか?

社内で作ったものは社内の資産です。ビジネスを行ううえでも、「弊社ではこういう魅力的な機能も追加することが出来ますよ」とセールストークが出来るでしょう。かつ、社内で作っているということは、そこには費用がかかっているという事です。それをわざわざオープンソースとして公開するということは、社内で保有するよりも公開することのほうが何かメリットが大きかったと考えられます。そのことについて、率直に質問してみました。

  • 誰しもが同じようなことを考えることで、そういうものは誰かがいつかは公開する。公開されたら保有してるメリットは無くなる。
  • OSS にも貢献してますよとの対外的アピール。

大体、会社としてはこの2点との事。公開するかどうかの社内調整では、やはり上層部から「なぜ、わざわざ作ったものを公開するのか?」と同じ事を聞かれたらしいです。

しかしもう一点、会社ではなくその方の思いであろう言葉として、

それにやっぱり自分たちの作ったものが、どこかの誰かの役に立って喜んでもらえたら嬉しいじゃないですか。

少し隠した笑みを浮かべながら言われたその言葉が、たぶん一番の本音なんだろうなと思い、こちらも妙に嬉しくなりました。