ウェブ人間論 (新潮新書)

ウェブ人間論 (新潮新書)


本題にまったく関係ないが、著者の梅田望夫氏が本のタイトルを決めるときはタイトル候補をグーグルなどで検索して、あまり引っかからないものを採用することもあるらしい。それを氏は「空いてるスペース」と呼んでいた。その「空いてるスペース」という言葉がバーチャルな WEB の領域を妙に生々しく映し出している。「ほぼ無限にひろがる長大なジグソーパズルの中にぽつんと空いている一画があって、そこに自分のピースを埋め込んだ。」そんなイメージが浮かんだ。


すぐに稼げる文章術 (幻冬舎新書)

すぐに稼げる文章術 (幻冬舎新書)


「です・ます」調は難しいらしい。何も考えずにかくと「〜ます。」「〜ます。」「〜ます。」と語尾が連続してしまい、単調になってしまうためだそうだ。そのため筆者は意図的に語尾を別のものにするように心がけているらしい。確かに書籍の中でも同じ語尾が連続している箇所は見受けられなかった。一般的には当たり前のことかもしれないが、私にはアハ体験だった。