もの・こと分析で成功するシンプルな仕事の構想法
- 作者: 中村善太郎
- 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
- 発売日: 2003/11
- メディア: 単行本
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タイトルの仕事とは Business のことではなく work のことである。詳細な内容は是非読んで頂きたい。
システマティックな分析の中で、対象志向に重きをおき、対象の"気持ち"を理解することが重要であるとしているところが非常に印象深い。
宙に浮かしてみるという視点で対象を観察し、対象の気持ちを理解して、その変化の様子を思考実験してみるのである。
例などは主に工業製品を中心とした、実際の物をもちいて説明がされているが、どんなものにも適用は可能である。システム開発ではオブジェクト指向分析や SOA へ適用している例がウェブ上で発見できた。かくいう私もシステムのアーキテクチャへのいい感じな適用方法を構想中だ。