Internet Explorer 11 の JavaScript の新機能

この内容は Windows 8.1 Preview および Internet Explorer 11 Preview をもとに記述しています。

Windows 8.1 Preview が発表されて、同時に Internet Explorer 11 の Preview も発表されました。新機能としては WebGL とか Developer Tools が結構取り上げられてますが、今回は置いといてブラウザに絡まないあくまでも JavaScript 部分を探ってみました。

結構、インパクトの大きいのが見つかったです。見つけたのは以下。

  • let 宣言
  • const 宣言
  • Set オブジェクト
  • Map オブジェクト
  • WeakMap オブジェクト

let/const 宣言、Set/Map/WeakMap オブジェクトの詳細は個別に別途アップしたいと思います。

いや、しかしこの新機能って結構コーディングにインパクトあると思うのですよ。今まで var 一本で頑張ってたところをより安全に確実にかけるようになったり、今まで Object で頑張ってたところを同じくより安全に確実にかけるようになるとおもうのです。今までバッドノウハウ的な、残念な機能をよりベターに使うため的なコーディング作法だったところを置き換えれそうな。

そうすると、例えばIE8以降はサポートの必須の場合の実装作法とか、IE11でかつほかのブラウザも最新だけのサポートでOKとか(まぁ、当分出てこないでしょうけど)って場合の実装作法とか、NodeJS の実装作法とか、とかとかとか。利用する実行環境のサポート状況によって使い分ける必要のある未来がなんとかなくちらついてます。今まではブラウザの差異で悩まされてたのが、JavaScript の実装状況の差異で悩まされる(まではいかなくてもきれいなコードがかけずイラッとする)ことも出てきそうですね。