実務で役立つWBS入門

実務で役立つWBS入門 (プロジェクトマネジメントマガジン)

実務で役立つWBS入門 (プロジェクトマネジメントマガジン)


やはり WBS = ガントチャートではない。ワーク(W)・ブレイクダウン(B)・ストラクチャー(S)なので、アクティビティの分解なのかと思っていたが、仕事(ワーク)の要素の分解なのだそうだ。詳しくは第 6 章を参照。それまでにいろいろ詳細が書かれていたが、すべて第 6 章にまとめられている。
WBS はお決まりのように作成され参照されているが、その認識は全員が一致しているのだろうか?どうも細かな部分で相違があるように思える。改めて WBS の認識あわせを行うのも良いかもしれない。

  • 構造は MECE であること(100%ルール)。
  • WBS に存在しない要素は、スコープ外である。
  • 最終成果物によって、プロダクト/サービス/結果 の 3 種類に分かれる。
  • 第 2 レベルには横断的関心ごとであるマネジメント要素がある。
  • 各要素は名詞と修飾語で表現される。
  • アクティビティは WBS に含まない。
  • アクティビティは WBS 要素の最下位の要素に紐付く。